秘密のストーリー
カナタ博士「肝試しするぞ!」
カオス「ちんちん?」
この物語はフィクションです。
バトガ、東方、まどマギの二次創作的なものです。
暴力や暴言、下ネタ、エッなどのかなりきわどい内容が含まれているので18歳以上の方推奨です。
苦手な方は本編のヒルトミ劇場 次元を超えた奇跡を読むことをオススメします。
警告はしましたからね?
カオス「いきなり何を言い出すかと思えば肝試しなんて科学者が1番言わなそうなこといいやがって」
メアリー「カオスさんこそ、何を言い出すかと思えば初手から下ネタ言ってるよね」
ソイル「メアリーが珍しく突っ込んでるw」
かずき「カナタ博士、どうして肝試ししようと思ったの?」
カナタ博士「そりゃもちろん、私がしたいからさ!」
カオス「はっ?」
「お前本当に科学者か?」
カナタ博士「別に科学者が肝試ししてもいいだろう」
ソイル「悪いとは言ってないけど……なぜ肝試しって感じはあるよね」
「今冬だよ」
カナタ博士「季節は関係ないだろう」
「霊に季節とか関係あるのか?」
ソイル「まぁ、ないとは言わないけどさぁ」
「肝試しは肝を冷やして涼しくなるのが目的なんよなー」
カオス「多分何を言っても無駄だぜ」
「カナタ博士はすると言ったら絶対するからな」
メアリー「自己中乙w」
カオス「自己中なら貴様もだろ」
かずき「たかし君その言い方は良くないと思うなー」
カオス「口の悪いやつならそこにもいるだろうが」
メアリー(僕から言わせたらこの世界のソリッドメンバーほとんどが口悪いと思うけどね)
カオス「お前のことだぞヒルトミ」
ヒルトミ「僕?」
「僕がなんか言ったかな?」
カオス「おい自覚ねぇやつがいるぞ」
かずき「しょうくんは別の世界に行くと邪神の本質が出ちゃうだけでしょうくんが口悪くないよ!」
カオス「かずき、お前ヒルトミが好きなのか?」
かずき「なぜそうなるのさ!うち男だよ」
カオス「ヒルトミを庇ってるからそうだと思っただけだが」
かずき「好きとかそういうのじゃなくて、事実を言ってるだけだよ」
カナタ博士「つまらん言い争いはするな」
「別の世界に行ってる時のヒルトミのことは知らんし、興味ない」
「今は肝試しするかの議題だろ」
ソイル「そうだったね……」
カナタ博士「ヒルトミはどうなんだ?もちろん肝試し行く派だろ?」
ヒルトミ「肝試しねぇ〜」
「確かに心霊スポットとかに行ってみたいと思うけど」
「僕怖いの苦手だから……」
ソイル「そういえばそうだったね😅」
カナタ博士「大丈夫だ!慣れれば怖くないぞ!」
ヒルトミ「そうですかね……」
カナタ博士「よし、ヒルトミは賛成派だな」
ヒルトミ(勝手に賛成派にされた)
メアリー「僕は面倒臭いからパスで」
カナタ博士「お前に拒否権あると思うか?」
メアリー「いつもこの流れだよ全く……」
「僕に恨みでもあるの?」
カナタ博士「それでソイルとカオスとかずきはどうすんだ?」
「もちろん行くよな?」
かずき「うちはみんなが行くなら行こうかな」
ソイル「なぜに肝試しとは思ったけど僕も別に反対じゃないよ」
カオス「なんだよみんな反対じゃないのかよ」
ヒルトミ「カオスは行きたくない理由とかあるの?」
カオス「行きたくないってわけじゃないけど心霊スポット行くなって親に言われてるからな……」
ヒルトミ「あー……確か憑依体質だからそういうところに行くと危ないって前に話していたっけ」
カオス「そーそー」
「心霊スポットとは関係ないけど俺死にかけたことあるからな」
カナタ博士「そういうことなら安心しろ」
「タイムワームで別の世界へ行って肝試しする」
ヒルトミ「ちょっと待ってください!そんな話聞いてないですよ!」
カナタ博士「今言ったからな」
ヒルトミ「それなら僕は反対です!」
カナタ博士「何故だ?」
ヒルトミ「タイムワームの世界は人格が……」
かずき「しょうくんも人格が変わること気にしてたんだ」
カナタ博士「いつもタイムワーム使ってるだろう」
ヒルトミ「ほぼ強制的にですがね!」
カオス「なるほど、タイムワームで行くならヒルトミとメアリーがいれば安心だな」
ヒルトミ「とにかく僕は絶対に行きませんからね!」
カナタ博士「お前が行かないと企画倒れになってしまう」
ソイル「どういうこと?」
カナタ博士「実は今回特別ゲストを呼んでいてな」
ヒルトミ「特別ゲスト?誰だろう?」
「沈黙とかでっていうの星とかかな?」
カオス「それはイツメンだろ!」
「今日は予定合わなくて来てないが」
メアリー「SS書くのが大変になるからね〜」
ソイル「何それ?」
カオス「ストライクショットだろ」
ソイル「モンストで草」
かずき「特別ゲストって誰なんですか?」
カナタ博士「直接会った方が早いだろう」
「お前らがよく知る者達だ」
ヒルトミ「有名人?まさかYouTubeとか!」
ソイル「誰だろう!肝試しならゾゾゾとかダラシメンとかかな?」
カナタ博士「そのYouなんとかとは全く関係ない」
カオス「じゃあ早く会わせろよ」
カナタ博士「せっかちだな……」
メアリー「ヒールーそっくり」
ヒルトミ「え?」
カナタ博士「もう入ってきていいぞ!」
シュイーン⇽自動ドアが開く音
ヒルトミ「なっ!?」ビックリ
ソイル「え、マジ!?」オドロキ
カオス「おぉん!?」オッタマゲ
メアリー「まぁ、そういう反応するよねー」
ミシェル「先…生……?」タッタッタッ ガバッ
ヒルトミ「な、な、ななな!」
カオス「おいヒルトミが壊れたぞ!」
ヒルトミ「なぜ君たちがこの世界に……」
マミ「トミさん久ぶり」((ヾ(・д・。)フリフリ
まどか「………」
クレア「初めましてクレアと申します」
ヒルトミ「クレアまで!?」
メリー「メアリー久しぶり〜」
メアリー「メリー!」
レミリア「ヒルトミ、なんて情けない顔してるのよ」
「タイムワームを使ってこれるのだからそう不思議じゃないでしょ?」
ヒルトミ「そんなはずは……だってタイムワームは仮想現実なんじゃ……」
カナタ博士「???」
「お前今まで仮想現実だと思っていたのか!」
「そいつは傑作だ!」
ソイル「ヒールーにとっては受け入れ難いよね……」
カナタ博士「何故受け入れ難いんだ?」
カオス「実はな……」ゴニョゴニョ
カナタ博士「は!?お前別の世界でそんな卑劣なことをしてたのか!?」
ヒルトミ「そんな……そんな……僕は今まで……」
メアリー「ふはははw」
ミシェル「先生?」キョトン
レミリア「へ〜、私たちのこと仮想現実の登場人物としか見ていなかったってわけね?」
マミ「ふふっ、そうなんですかトミさん?」
ヒルトミ「………そうか、これは夢なんだ……それじゃあ目を覚まさなきゃね」
カオス「現実逃避すんな」バシッ
ヒルトミ「痛い……夢じゃない……」_| ̄|○ il||li
「いや、ここは既にタイムワームの世界かも!」
かずき「もう見ていられない……」
レミリア「このヒルトミ大丈夫?」
「いつもと雰囲気が違う気がするわ」
ソイル「この世界じゃ力が使えないから」
「邪神の本質が出ないからね」
レミリア「こっちが本当のヒルトミってわけね」
「こっちのヒルトミもいいわね…初めて会った時みたいでなんだかゾクゾクするわ」ジュルリ
ヒルトミ「ひぃ!?」
ミシェル「?」
「よくわかんないけど」
「先生にずっと会えなくて寂しかったんだよだからいつものように抱っこしてほしいな〜」
マミ「トミさん!その子誰!」
「私というものがありながら浮気かしら?」
ヒルトミ「あ、あぁ」カタカタ
マミ「ちょっとあなた!トミさんから離れなさい!」ガシッ
ミシェル「むみぃ!?」バタバタ
「ミミは先生のミミなの!」
「絶対に離れない!」
カオス「いきなり修羅場とかしたな」
まどか「まみさん……」
メアリー「あれ?まどかがなぜこんなところにいるの?」
「記憶を消したはずじゃなかったっけ?」
まどか「……え?」
マミ「たまたまタイムワームを通る私を見つけて着いてきちゃったみたいなの」
まどか「あの……記憶を消したとはどういう……」
マミ「鹿目さんなんでもないのこっちの話だから」
まどか「……?」
レミリア「ヒルトミ、後で2人っきりになれないかしら」
ヒルトミ「な、何をする気ですか?」
レミリア「くくく……決まってるじゃない」
「私あれから凄く練習したんだから、私のテクでイかせてあげるわ」コソコソ
ヒルトミ「いや、その……」
ミシェル「ダメー!」
「先生は今日ミミと気持ちいいことするの///」
レミリア「なっ……」
「貴方たちどこまで進展してるのよ!」
マミ「トミさんそれはどういうことかしら」ゴゴゴゴゴ
レミリア「ヒルトミ!」ギロッ
ヒルトミ「ぎゃああああ」
カオス「あ、ヒルトミ死ぬな」
ソイル「止めなくて大丈夫?」
カナタ博士「私は取り返しのつかないことをしたか?」
カオス「いや、あいつの自業自得だ」
「カナタ博士は悪くない」
かずき「でも、仮想現実だと勘違いしてたわけだから本当に悪いのはしょうくんかな?」
カオス「勘違いしていれば何をしていいわけじゃないぞ」
かずき「だとしても人格が違うわけだから」
ソイル「確かにね」
カオス「………」
「みんなで止めろ!」
ソイル「了解」
クレア「わかりましたわ」
メアリー「やれやれ」
〜〜〜〜〜
カナタ博士「ようやく落ち着いたな」
メアリー「クレアがいなかったら収拾つかなかったよね」
カナタ博士「クレアと言ったか?」
「私は呼んでないぞ?」
クレア「ふふふ、皆さん集まっていたので来ちゃいましたわ」
カオス「ヒルトミとメアリーは知ってるみたいだがクレアとはどういう関係なんだ?」
メアリー「まぁ色々あってね」
ヒルトミ「そ、そうだね」
マミ・レミリア「ジィーッ」
ヒルトミ「視線が痛い……」
まどか「あの……」
ヒルトミ「ど、どうしたのかな……?」
まどか「勘違いだったらごめんなさい」
「私たちどこかで会いませんでしたか?」
ヒルトミ「………え?」
ソイル・カオス・かずき・まみ・レミリア「………」
まどか「なんだか大切なことを忘れているような気がして」
「もしなにか知っていたら本当のこと言ってください!」
ヒルトミ「さ、さぁ?君と僕は初対面のはずだよ」
まどか「………」
「そうですよね、変な事聞いてごめんなさい」ペコ
ヒルトミ「あはは……」
まどか (あれは嘘をついてる顔だった、どうしてそう思うのか分からないけど)
(きっとこの人は何か知っている)
カナタ博士「話はもう済んだか?」
「それじゃあ肝試しで行動するメンバーを決めようと思う」
「今12人いるからな、3人で4チームに別れてくれ」
マミ「もちろん私はトミさんと組むわ」
レミリア「マミ抜けがけはなしよ!」
ミシェル「ミミも先生と組む!」
まどか(これはちゃんと話を聞くチャンスかも)
「それじゃあ私も」
カナタ博士「おいおい、チームは多くても3人までだぞ」
ヒルトミ「………」チラッ
カナタ博士「………」
「わかったくじ引きで決めるぞ」
メアリー「僕はメリーとクレアと組むから」
メリー「うん、メアリーよろしくね!」
クレア「よろしくお願いいたしますわメアリー様、メリー様」
カナタ博士「それじゃあ9人でくじ引きをするぞ」
マミ「絶対にトミさんとチームになってみせるんだから」
レミリア「くじなら絶対に負けないわ」
ミシェル「絶対に先生と一緒になる」
ヒルトミ「………」
ソイル「ヒールーモテモテだね」
カオス「いや、修羅場だろ!」
かずき「あんなモテ方はしたくないね」
メアリー「全くだね」
〜〜〜〜〜
カナタ博士「これで決まったな」
「Aチームは私とカオスとレミリア」
レミリア「まさか、私の運命操作が負けるなんて……」
ソイル「能力使って負けたのか……」
カナタ博士「Bチームはソイル、かずき、マミだな」
マミ「嘘よ!私のトミさんへの愛が負けるなんて」
カナタ博士「Cチームがヒルトミ、まどか、ミシェルだ!」
ミシェル「わーい!先生と一緒のグループになった〜」ギュッ
ヒルトミ「あはは…ミシェルちゃん少し離れてくれないかい……」
ミシェル「ミミ!」
ヒルトミ「ごめん…」
まどか「よろしくね、ミミちゃん、ヒルトミさん」
ヒルトミ「う、うん…」(気まずい)
ミシェル「まどかちゃん初めまして!よろしくね〜」
まどか「うんよろしくね、ミミちゃん!」
カナタ博士「最後Dチームはメアリーとメリーとクレアだな」
メリー「頑張りましょうね、メアリー!」
クレア「メアリー様、よろしくお願い致しますわ」
「メリー様初めましてですわね」
「よろしくお願い致しますわ」ペコッ
メリー「クレアさん、よろしくお願いしますわ」ペコッ
カナタ博士「メンバーも決まったことだしそろそろ行くか!」
「おい、みんな聞いてるのか?」
マミ「鹿目さん、私とチーム替わりなさい」
まどか「マミさん…でも……」
マミ「先輩の言うことが聞けないのかしら?」
まどか「いや……です」
レミリア「マミ辞めなさい」
「まどか、こんな悪い先輩の言うことは聞く必要はないわよ」
まどか「レミリアちゃん」
レミリア「私がこのセコいマミから守ってあげるわ」
マミ「なんですって!」
レミリア「だから私とチーム替わりなさいまどか」
まどか「嫌です」
カオス「レミリアお前もセコいぞ」
ソイル「レミリアがこんなのは今に始まったことじゃないけど」
「マミさんはこんなキャラだっけ?」
メアリー「恋は盲目って言うからね」
カオス「それだけ必死ってことだろうな」
マミ「…」(/// ^///)
「少し取り乱してしまったわね」
「ごめんなさいね鹿目さん」
ヒルトミ「みんな仲良くね」
カオス「元はと言えばお前が原因だけどな」
ヒルトミ「へっ?」
カナタ博士「くだらないこと話してないで私の話を聞け」
「いいか?私たちには時間がない一刻も早く出発しなければならないんだ!」
ヒルトミ「わかってはいましたけど」
「目的は肝試しだけじゃないですよね?」
「そろそろ本当のことを話してもらえませんか?」
カナタ博士「いや…本当に肝試しを」
メアリー「もうみんな察してると思うよ」
かずき「聞かせてください」
カナタ博士「……わかった」
「しかし、本当に時間が無いんだ」
「詳しい話は後だ」
カオス「まぁいいんじゃね?」
「後で話してくれるならよ」
ヒルトミ「わかりました」
「行きましょう!」
カナタ博士「!」
「ありがとう、全てが終わったら褒美を用意する」
ミシェル「ご褒美なんだろう!」ワクワク
ソイル「ちょうど欲しいものがあったんだよね〜」
カナタ博士「残念ながら金ではない」
ソイル「なんだ」
カナタ博士「まぁ、きっとあんた達なら喜ぶ筈さ」
「楽しみにしておくといい」
「それじゃあ、タイムワームを開く前に留守番が必要だからな」
「準備が出来たぞ入ってきてくれ」
シュイーン
秋菜「初めまして、朝倉秋菜です!」
ソイル「可愛い!」
カオス「何だこの美人は……」
ヒルトミ「……秋菜?」
秋菜「ヒルトミさん!また会えて嬉しいです!」
「カナタ博士からヒルトミさんに会えると聞いてすごく楽しみにしてたんです!」
ヒルトミ「カナタ博士、これはどういうことですか?」
「なぜ秋菜が」
カナタ博士「実はお前のスマホを調べさせてもらったことがあってな」
「メールの内容を見た時実に興味深いことをやり取りしていたからな」
「直接秋菜に連絡を取り話を聞かせてもらったんだ」
ヒルトミ「秋菜話しちゃったの?」
秋菜「ごめんなさい、話しちゃまずかったでしょうか」
ヒルトミ「……いや、話したのなら仕方ないよ」
カオス「おい、お前らどんな関係だよ」
「俺らにも聞かせろ」
ヒルトミ「タイムマシーンの爆発に巻き込まれて生死をさまよってる時に秋菜と出会ったんだ」
「最初は心を開いてもらえなかったけど」
「一緒に現実世界に戻れるように協力してなんとか信用してもらえて」
「色々障害があったものの無事生還出来たんだ」
ソイル「そんなことが…」
秋菜「ちゃんとお互い元の世界に戻れたか確認するために連絡先を交換して」
「何度か連絡を取り合ってはいました」
カオス「それじゃあ、実際お互い顔を合わせるのは初めてか」
ヒルトミ「まぁ、そうだね」
秋菜「はい!なので会えるのを凄く楽しみにしてたんです!」
かずき「なんだか素敵な出会いだね!運命的な出会いって感じがして!」
レミリア(まずいわね、これは強力なライバルが現れたわ)
マミ(そんなドラマのような出会い方するなんてずるいわ)
(このままだとトミさんをとられちゃう)
ヒルトミ「メッセージでやり取りしてる時なんてほとんど会いたいとか送られてくることが多かった」
まどか「ヒルトミさんモテモテなんですね」
ヒルトミ「いや、そんなことはないと思うけど?」
マミ「そんなことあるわ」
「私はトミさんのこと大好きよ」
レミリア「よくそんなこと堂々と言えるわね…」
マミ「あら、好きなら隠す必要ないじゃない」
「それともスカーレットさんはトミさんのこと嫌いなのかしら?」
レミリア「べ、別に嫌いとかじゃないわ」
「普通よ普通!」
ミシェル「ミミは先生のこと大大大好きだよ!」
秋菜「……ヒルトミさんのこと好きなのは誰にも負けません!」
まどか「………」ズキン
レミリア「私よりヒルトミを好きとか片腹痛いわ」
マミ「やっぱり好きなんじゃない」
ミシェル「ミミも先生のこと好きな気持ちは負けないもん!」
カナタ博士「お前らいい加減にしろ!」
「出発するって時にくだらない話をするな!」
「何度言えば気が済むんだ!」
カオス「これは人選ミスってるだろ」
ソイル「他に別にメンバー呼べなかったの?」
カナタ博士「仕方ないだろう、レポートでしか情報がないんだ誰がいいとかわからん」
メアリー「視聴してる人ごめんね」
「このストーリーは無修正だからグダグダになっても話をあやふやにしたり、飛ばすことができないんだよ」
カオス「お前は誰に話してるんだよ」
メアリー「SSを視聴してるみんな」
カオス「またSSかよ、SSってなんなんだよ」
ソイル「もうそんなことはいいじゃん」
「行くなら早く行こうよ時間がもったいない」
カナタ博士「そうだな」
「じゃあタイムワームを開くぞ」ポチ
ゴゴゴゴゴ
秋菜「これがタイムワームなんですね」
カナタ博士「そうだこれを使って別の世界に行くんだ」
「悪いが秋菜、留守番は任せたぞ」
秋菜「はい!お任せ下さい!」
カナタ博士「それじゃあ行くぞ!」
ヒルトミ「………」
ソイル「ヒールーどうしたの?」
ヒルトミ「また性格が変わっちゃうのかと思ってね」
ソイル「気にしない気にしない」
レミリア「どんな風になろうとヒルトミはヒルトミよ」
「むしろ強引なヒルトミの方がゾクゾクするわ」フフフ
マミ「私は今回オドオドしたトミさんを見るのは初めてだったけど」
「強引なトミさんの方が見慣れてるから」
「気にしなくてもいいのよ」
ミシェル「ミミもどっちの先生も大好き!」
「だから行こ!」
ヒルトミ「君たち……」
「わかった行こう!」サッ
レミリア「ほんと世話が焼けるわね」サッ
ミシェル「レミリアちゃん、そんなこと言っちゃいけないんだよー」サッ
マミ「私たちも行くわよ鹿目さん」サッ
まどか「マミさん、待って」サッ
カオス「ヒルトミだけいい思いしやがって」
メアリー「そうかな?」
カオス「お前もヒルトミ側の人間だったな、くそ…」サッ
ソイル「モテたい気持ちもわかるけど修羅場はごめんだよ」サッ
カナタ博士「全くだ」サッ
メアリー「はぁ…どうしても行かないとダメなの?」
クレア「楽しそうじゃありませんか」
メアリー「だいたいはどんな展開なるかわかるから別にいいんだけどさ」サッ
メリー「メアリーはなんでも知ってるんだね」
「メアリーは凄いよ」サッ
クレア「ふふふ、私も女神ですわ」
「他の宇宙も観測することができるんですの」
「こちらの世界ではどんな展開になるか楽しみですわね、メアリー様」サッ
〜タイムワーム〜
ヒルトミ「うぅ…何度通っても慣れない」
「みんなは大丈夫?」
カオス「別になんともないが?」
ソイル「僕も大丈夫だよ」
かずき「うちも大丈夫」
ヒルトミ「羨ましいな…」
「僕は気持ち悪くて…うぅ」
カナタ博士「なるほど時空酔いか」メモメモ
ヒルトミ「ちょっと何書いてるんですか」
カナタ博士「興味深いから記録を残さないとって思ってな」
ヒルトミ「やめてください!」
ミシェル「こういうのなんだかワクワクするよね!」
マミ「そうね、次元を超えるなんてロマンよね」
まどか「次元を超える?」
レミリア「あら、まどか知らないでここを通ってきたの?」
まどか「よく分からずマミさんの後をついてきちゃったから」
マミ「次からは勝手についてきちゃダメよ」
「もし大事件にでも巻き込まれたりしたら大変よ」
まどか「ごめんなさい」
レミリア「いや、そんな状況でついて行くなと言う方が無理あると思うわ」
ミシェル「ミミも、もし先生を見かけたらついて行っちゃうと思う」
レミリア「そうよね」
マミ「それもそうね」
「ごめんなさいね鹿目さん」
「私が間違ってた」
まどか「いえ、マミさんは間違ってなんかないです」
メアリー「ところでまどか」
まどか「なんですか?」
メアリー「ヒールーに聞きたいことあるなら僕が話してもいいけど」
ヒルトミ「ちょっ!メアリー!?」
まどか「本当ですか!」キラキラ
レミリア「メアリー辞めなさい!」
マミ「メアリーさん、鹿目さんに真実を話すのは残酷です」
メアリー「きっとまどかも少しは勘づいてると思う」
「下手に隠す方が残酷じゃないかな?」
マミ「それは…」
ヒルトミ「……」
レミリア「もういいわ、全て話してあげなさい」
メアリー「そうさせてもらうよ」
まどか「聞かせてください」
メアリー「さっきも言ったようにまどかの記憶は一部消されているんだ」
「僕達に関わったことを」
まどか「そんな…どうして」
「でも誰が私の記憶を」
メアリー「記憶を消したのはヒールーだよ」
まどか「ヒルトミさんが?」
ヒルトミ「そう、でもちゃんとまどかには許可をとって消してるから」
「どうか怒らないでほしい」
まどか「そうだったんですね」
(嘘じゃないみたい)
(私の許可をとって消してるならもう思い出す必要もないのかな)ズキン
(でもなんだろう……後悔しそうな気がするのはなぜ?)
ヒルトミ「本当にごめんね」
メアリー「ちなみにまどかは僕の恋人だったんだよ?」
まどか「そうなんですか……?」
カオス「おい嘘つくな」
メアリー「え?w」
「やだな〜、僕が嘘をつくわけないじゃないかー」
まどか「嘘なんですか?」
レミリア「メアリーのことは基本信じなくてもいいのよ」
「もし記憶を取り戻したいのならヒルトミに後で頼んでみることね」
まどか「……うん」
シュッ
〜廃校前〜
カナタ博士「よし着いたな」
「ここが目的地だ」
カオス「廃校舎か」
「いかにもって感じの雰囲気だな」
メリー「探索が楽しみだねメアリー」
メアリー「そうだねメリー」
ミシェル「先生怖いよ」ブルブル
「先生?」
ヒルトミ「んー……」
レミリア「ヒルトミどうしたのよ?」
「しっかりしなさい」ペタッ
ヒルトミ「うぉぉぉ!?」
ドッカーン
みんな「………」
まどか「……嘘」ポカーン
カオス「おいどうすんだよ、校舎が吹っ飛んだじゃねーか!」
ヒルトミ「わりぃ…突然レミリアが触れてきたから驚いちまってよぉ…」
カナタ博士「お前……やってくれたな!」
「どうしてくれるんだ!」
ヒルトミ「すぐ直すから許せ」
キラン シュイーン
マミ「いつ見てもトミさんの魔法は凄いわね」
メアリー「魔法じゃないよ」
ヒルトミ「前にも言ったが神力という神の力だ」
カナタ博士「凄い力だな」
「でも中は大丈夫なのか?」
ヒルトミ「壊す前の状態に戻してあるからな」
「ちゃんと無事だ」
かずき「カナタ博士は中のこと凄い気にしてますけどもしかして」
カナタ博士「あぁ、この中に私の目的の奴がいるんだ」
ミシェル「いるってことは、この学校の中に博士の探してる人がいるの?」
カナタ博士「その通りだ」
カオス「なんだよ、人探しなら最初からそうだと言えばよかったじゃん」
まどか「………」ポカーン
メアリー「どうしたのまどか?」
「栗みたいな口しやがって」
まどか「…今のは」
ヒルトミ「俺の力だ」
メアリー「僕もできるよ」
ドカーン
カナタ博士「メアリーてめぇいい加減にしろ!」
「張り合うな、中に人が居るんだぞ」
メアリー「大丈夫壊す前に戻せば問題ない!」
メリー「だからって壊さなくても別に良かったんじゃ……」
メアリー「お約束だと思ってさ」キリッ
カナタ博士「そんなお約束は要らん」
クレア「でも変ですわね」
レミリア「変って何がよ」
クレア「この校舎に生きた者の気配は感じませんでしたわ」
ソイル「まさかさっきの爆発で死んだんじゃ……」
カナタ博士「縁起が悪いことを言うな!」
ソイル「ごめん……」
まどか「あ……あ……」
レミリア「まどかの顎が外れそうよ」
「驚かせるのはその辺にしておきなさい」
ヒルトミ「とりあえず早く戻せや」
メアリー「はいはい」
キラン シュイーン
カナタ博士「ヒルトミどうだ?人の気配はあるか」
ヒルトミ「クレアの言う通りだ」
「痕跡はあるものの生きてるやつはここにはいないだろう」
カナタ博士「なんてことだ……」
「遅かったというのか…」
かずき「しょうくんが言う痕跡が気になるけど」
ヒルトミ「あぁ、ついさっきまでは居たんだろうな」
「どういうわけかスっと消えたような痕跡が残ってやがる」
カナタ博士「つまりどういうことなんだ?」
ヒルトミ「考えられる可能性は沢山あるが、この状況からして考えるならただ一つ」
「この学校には霊や怪物のような恐ろしいやつが沢山いるんだ」
「恐らくカナタ博士が探している人物はそのモノに神隠しにあってる可能性が高いだろうな」
カナタ博士「にわかには信じがたいがお前の言う事だ本当なんだろうな」
カオス「どうすんだよレミリアやマミ、ミシェルは兎も角俺らは力を持たないんだぞ」
「そんな危険な存在がいる学校に入ったら危険だろ」
ソイル「そうだね、命は大事だからね」
カナタ博士「力がある者が力がない者を守ればいいだろう」
レミリア「貴方結構無茶を言うのね」
「人に興味が無いのか知らないけど」
「もっとみんなを大事するべきね」
カナタ博士「すまない…それほど追い詰められてるんだ」
「もしアイツに何かあれば私は…」
レミリア「そう……」
カオス「とにかく俺は行かないぞ」
ソイル「僕も」
まどか「私も足でまといになるかもだから」
ヒルトミ「はぁ〜、仕方ねぇな!」
「カオス!」バシッ
カオス「うぉっ!?」
ヒルトミ「ソイル!」バシッ
ソイル「おぉ!」
ヒルトミ「かずき!」バシッ
かずき「こ、これって!」
カオス「力が溢れる…ミナギル!?」グングン
ソイル「凄いこれが神力の力」
ヒルトミ「俺やメアリーに比べたらほんの一部に過ぎんがな」
カオス「助かるぞ」
ソイル「それでも十分な程強くなってる実感があるよ」
かずき「凄い、凄いよ!しょうくん!」
ヒルトミ「まどかも」
まどか「私もいいの?」
ヒルトミ「お前力求めてただろ」
「お前も今日から魔法使いにしてやるよ」
「これでみんなで魔女とも戦えるな」
まどか「ヒルトミさんお願いします!」
マミ「トミさんいいの?それだとトミさんの神力が減ってしまわないかしら?」
ヒルトミ「神力は無を有に換える力」
「直接神力を分けているわけではないぞ」
「さぁ、両手を横に広げて」
まどか「こ、こうですか?」スッ
マミ「鹿目さんダメよ!」
まどか「え?」
ヒルトミ「まどか!」モミモミ
まどか「キャッ!?」
マミ「……やっぱり」
カオス「ヒルトミお前なんも変わってないじゃねぇか!」
ミシェル「先生!」プンプン
まどか「ヒルトミさん……」ウルウル
ヒルトミ「魔法使いになるための儀式みたいなものだ我慢しろ」モミモミ
まどか「うぅ……せめて誰も見てないところで……ん///」
メアリー「まどか僕もやってあげようか?」
まどか「け、結構です……」
メアリー「あら、振られちゃった」
メリー「メアリー、そういうのは私が……」
メアリー「メリーはしてほしいの?」
「仕方ないなー」
メリー「メアリーったら///」
ソイル「そういうのは2人っきりでしなよ」
カナタ博士「なんなんだこの状況……何を見せられてるんだ私は」
ミシェル「後でミミにもしてね」ギュー
ヒルトミ「いや、これはだな……」
レミリア「まどかにだけずるいわ私にもしなさい」
ヒルトミ「だから…」
マミ「そうやって私や明美さん、美樹さん、佐倉さんを魔法使いにしたのね」
「酷いわ、私にだけだって信じてたのに」ウルウル
ヒルトミ「くっ……こんなことなら魔法使いにするんじゃなかった……ん?待てよ……」
「あ、しまった!?」
「これソイルジェムの中の魂を肉体に戻す儀式だから別にまどかにする必要はなかったぜ」
「わりぃわりぃ、間違えちゃったぜ」
ソイル「どんな間違いやねん」😅
まどか「うぅ……そんな」
「私揉まれ損だよ……」
マミ「………」
レミリア「………」
ミシェル「どういうこと?」
ヒルトミ「まぁいいじゃねぇか」
「これでまどかも魔法使いだぜおめでとう!」
まどか「………責任とってよね」
ヒルトミ「……はっ?」
「と、とにかく次はカナタだな」
カナタ博士「私は必要ない」
ヒルトミ「大丈夫なのか?」
カナタ博士「あぁ、護身用の人口魔法を発明したんだ」
「試作品だがな」
カオス「もはやなんでもありだな」
かずき「しょうくんやタクマくんの神力も凄いけど」
「カナタ博士の発明も人並み外れてるよね」
カナタ博士「私を人外みたいに言うな」
ソイル「でもこれで全員戦えるね」
カナタ博士「あぁ、やっと出発できるな」
「チームごとに別れてくれ」
「入口は1つだからな、1チームずつ1分たったら入っていくようにしよう」
ソイル「了解😊」
ミシェル「はーい!」
クレア「わかりましたわ」
カナタ博士「まずはAチームである私たちから行こう」
「それからBチームCチームと続いてくれ」
「行くぞカオス、レミリア」テクテク
カオス「それじゃあ、行ってくる」テクテク
レミリア「ヒルトミしばらくの別れね」
ヒルトミ「早く行ってこい」
レミリア「冷たいのね」
「そういうところゾクゾクするわ〜」
ヒルトミ「気持ち悪いんだよ早く行け!」
レミリア「ちょっと傷つくわね……」
かずき「しょうくん女の子には優しくしないとダメだよ」
レミリア「いいのよ…慣れてるわ」テクテク
ヒルトミ「ちっ……気をつけろよ」
レミリア「!」
「行ってくるわ」フリフリ⇽手を振る
ソイル「これでもヒールーって誰よりも1番みんなのこと心配するよね」
マミ「そこがトミさんの魅力よね」
ヒルトミ「うるせぇ」
メアリー「キャップだね」
ヒルトミ「ギャップだろ?……やかましいわ!」
メリー「思ったんだけど」
「あらかじめ探索する場所を決めた方が良かったのではないでしょうか?」
クレア「探索場所が被ると効率が悪いですわね」
かずき「じゃあ今いるメンバーでどこを探索するか決める?」
ミシェル「うんうん、そうしよう!」
メリー「メアリーはどこを探索したい?」
メアリー「僕は特にないかな?」
「見た感じこの学校は4階までありそうだから」
「階ごとに探索する方がいいかもしれないけど」
ソイル「メアリーめっちゃいいこと言うじゃん」
マミ「それなら今いるメンバーで何階を探索するか決めましょ」
ミシェル「はーい!」
まどか「はい!」
ヒルトミ「ノリノリだなお前ら」
ミシェル「先生は何階がいい?」
ヒルトミ「ぶっちゃけ何階でもいい」
「お前らが決めろ」
まどか「ミミちゃんはどこがいいの?」
ミシェル「ミミは4階がいいな!」
まどか「それじゃあ私たちは4階を探索するね」
かずき「早速決まったね!」
ソイル「了解〜」
メアリー「次はメリーが決めて」
メリー「私が決めるの?」
クレア「お任せしますわ」
メリー「うーん、2階にしようか」
ソイル「おkー僕達は3階を探索するよ」
まどか「案外すんなり決まったね!」
ソイル「探索する階をカナタ博士達にも伝えておこう」
ポチポチポチ
ソイル「メッセージ送信っと」ポチッ
ピロン
ソイル「早っ!?」
「ちょうど1階にいるからそのまま探索するって」
ヒルトミ「次はソイルとかずきとマミだな」
ソイル「そうだね、そろそろ行こうかな」
かずき「行ってくるね」(。・ω・)ノ゙
マミ「トミさんまた後で」テクテク
ヒルトミ「気をつけて行ってこいよ」
ソイル「それじゃあ」テクテク
ヒルトミ「…」←腕組みしながら目を瞑る
まどか「次は私たちの番だね」
ミシェル「この学校に何があるんだろう」
「楽しみ〜」
メアリー「ヒールーちょっといい?」
ヒルトミ「なんだ?」
メアリー「順番変わってくれない」
ヒルトミ「次行く順番をか?別に構わないが何故だ?」
メアリー「なんだか妙な気配を感じる」
ヒルトミ「確かに、俺らとは違う気配が複数存在するな」
メアリー「僕の知る気配も感じてね」
「早くその正体を確かめたい」
ヒルトミ「わかった、お前らが先にいけ」
メアリー「ありがとう」
「それじゃあ、先に行かせてもらうよ」テクテク
メリー「あ、メアリー待って」タッタッタッ
クレア「ヒルトミ様お先に失礼しますわ」*_ _)
ヒルトミ「いってら」
ヒルトミ「…」←また腕組みしながら目を瞑る
まどか「あの、ヒルトミさん」
ヒルトミ「あ?」睨みつけるようにまどかを見つめる
まどか「あの……えぇっと」ザッ 引くように後ろへ下がる
ミシェル「むみぃ!先生だめだよ〜」
「まどかちゃんが怖がってるよ」
ヒルトミ「そうか…すまん」
「なんだ?」
まどか「……私の記憶返してもらえませんか?」
ヒルトミ「俺がお前から奪った記憶は必要ないものだ生きていく上で支障はないはずだ」
「返すのはオススメしない」
まどか「……でも、なんだか忘れてはいけない記憶のような気がするから…」
「ここで返してもらえなかったらきっと後悔すると思う……」
「だから、お願い返して!」
ヒルトミ「……ふん」テクテク
まどか「ヒルトミさん…」
ヒルトミ「時間だそろそろ行くぞ」
まどか「………」
ミシェル「まどかちゃん元気出して」
まどか「…うん」
ヒルトミ「全て終わったら返してやる」
まどか「ヒルトミさん!」
ヒルトミ「行くぞ」
まどか「はい!」
ミシェル「むみぃ!」
〜その頃〜職員室
カオス「此処には人はいなさそうだな」
カナタ博士「ここまで来るのに幾つか開かない扉があった」
「もしかしたらこの部屋に鍵があるかもしれない」
「念入りに調べろ」
カオス「わかった」
レミリア「全く、なぜ私も探さなくちゃ行けないのよ…」
「机に引き出しが沢山あるわね」
「全部探すのは大変ね」