ヒルトミ裏劇場 次元を超えた悪夢

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裏劇×このすば

ヒルトミ「あら?もしかして僕死んでしまいました?」

注意 

この物語はフィクションです。

暴力、暴言等、性的表現が含まれています。

二次創作なので本家とは異なる設定があります。

うp主はほとんどこのすばを知りません

それでも読みたい方だけお進みください。


女神「死後の世界へようこそ!そうですあなたは交通事故でなくなりました」

ヒルトミ「貴女は?」

女神「私は貴方を新たな道へ案内する女神、ヒルトミさん、それとも○○しょうさんと呼ぶべきかしらね」

ヒルトミ「僕はこれからどうなるんでしょうか」

女神「そうですね、天国に行きたいですか?それとも生まれ変わって新しい人生をやり直したいですか?」

ヒルトミ「うーん、天国かな?」

    「もう、あんな世界で生きていたいとは思いません」

女神「そうですか、わかりました」

  「…というところですが、考えてもみなさい」

  「天国なんて、あんな退屈な場所本当に行きたいわけ?」

ヒルトミ「……え?」

女神「確かに居心地はいいかもしれない」

  「だけどね、テレビもなければゲームもない、漫画もなければ小説もない」

  「あっても、手に取ることはできないのよ」

  「当然よね肉体がないもの」

  「食べることもできないし、エッチなことも出来ない」

  「だって肉体がないものね」

  「あんな老人が毎日日向ぼっこするような所へ何が楽しくて行きたいって思うのか」

  「理解に苦しむわね」

ヒルトミ「なるほど…」

女神「だからね、基本は生まれ変わって新しい人生を選ぶ人が多いのよ」

ヒルトミ「……」

    「だからといって、もう生まれ変わるのは……」

女神「そうよね…今更また赤ちゃんに戻って記憶を消して生きていくのはって思うわよね」

  「そこで朗報です奥さん!」

ヒルトミ「お、奥さん!?」

女神「今の肉体で記憶を持ったまま別の世界へ転生できると言ったらどうする?」

ヒルトミ「転生……!」

    「そんなことができるのですか?」

女神「えぇ、可能よ」

  「ただね、ちょいと問題があってね」

  「その世界には魔王軍とかいう奴がどんどん人間を殺していくわけ、危険な生物もいるしね」

  「そこで死んだ人間は生まれ変わることを拒否して天国も貴方の住む世界もパンパンなのよ」

  「そこで、貴方のような死んだ人をその世界へトレンドしようって話になったわけ」

ヒルトミ「なるほどね」

女神「しかも貴方は色んな世界へ行って冒険をしていたそうね」

ヒルトミ「そこまでわかるのですか……」

女神「女神なんだから同然でしょ?」

  「まぁ貴方ならもしかしたら、魔王軍を倒すことが出来るかもしれないわね」

  「どう?この話に興味を持った?」

ヒルトミ「えぇ、まぁ……」

女神「それじゃあ決まりね」

  「特別に特典を1つあげる」

  「武器や能力欲しいものを一つだけ持ってていいわよ」

  「そうね、貴方に合いそうなものをリストアップしておいたわ」

  「この中から選んでちょうだい」

ペラッ

ヒルトミ「ありがとう」

    「えっと……」サッ

女神「もし欲しいものがなければ言って、なんでも一つだけ叶えてあげる」

  「このチートスキルなんてどう?」

ヒルトミ「うーん……」

女神「この最強の剣なんてどう?」

ヒルトミ「うーん……」


数十分後〜

女神「……まだ?」

ヒルトミ「うーん……」


数時間後〜

女神「ねぇ、流石に早く決めてくれないとまだ他に導く魂が沢山いるんだけど……」

  「どれも変わらないんだから早く決めなさいよロリコン」

ヒルトミ「ロリコンって……」

    「あの…」

女神「決めた?」

ヒルトミ「神力って使えるようにできたりしない?」

女神「神力?貴方が生前言っていた言葉ね」

  「神力がなにかわからないけど……」

ヒルトミ「僕の中にその力が眠っているんです」

    「それを引き出すことってできないですか?」

女神「ん?ちょっと見せてもらうわね」

シュイーン

女神「確かに貴方から凄い力を感じるわ」

  「これを引き出せばいいのね?」ピカン

ゴゴゴゴゴ

ヒルトミ「うわあああ!」

女神「な、なにこれ!?」

キラン キラン キラン

ヒルトミ「………」グググ

    「ふん……どうやら成功のようだ」

女神「これで良かったのよね?」

  「さぁ、貴方を今から転生させるからそこの魔法陣に立ちなさい」

ヒルトミ「あぁ」

女神「それじゃあ、開くわね」

スッ ピカン サッ

女神「……あれ?発動しない」

  「どうなってるの!?」

ヒルトミ「もしかして、神力は元々俺の力だから引き出しても特典にならないんじゃないか?」

女神「そんなのあり!?」

  「はぁ…もういいわ、さっさと決めなさいよ」

ヒルトミ「もうめんどくせぇし、もうお前でいいか?」

女神「なんでもいいわよ……」

  「それじゃあ、今度こそ開くから魔法陣から出ないように……」

  「……え?今なんて……」

スッ ピカン ゴゴゴゴゴ

女神「ちょ、え?何?嘘でしょ!嘘ですよね!?」

  「こんなの無効でしょ?」アタフタ

サア

  「待って待って待って待って!!!!!」

  「あんな世界なんて命がいくつあっても足りない行きたくない!お願い!待って!」

  「アンタなんであんなこと言っちゃうのよ!」

ヒルトミ「お前がさっさと決めろって言ったんだろ…」

    「旅は道ずれってことじゃダメか?」

女神「いやああああああ!!!!!」

シューン


1話この素晴らしい世界に驚きを


ヒルトミ「ここが異世界、ふん…」テクテク

ガシッ

女神「ぅううううう」

ヒルトミ「なんだ……」

女神「ぅううううう」ユサユサ

ヒルトミ「………」バッ

テクテク

ガシッ

女神「ぅううううう」

ヒルトミ「しつけぇな、さっさとどっか行け!」

    「お前はもう用済みだ」バッ

女神「……何よそれ」

  「アンタが連れてきたんでしょ!」

  「用済みって何よ!責任取りなさいよ!」ユサユサ

ヒルトミ「………」バッ

テクテク

女神「うぅ…」ボロボロ

  「私これからどうすればいいのよ……」

ヒルトミ「………」

    「悪かったよ、帰ることはできないのか?」

女神「帰れるなら、こんなところで泣いたりしないわよ!」

  「アンタバカじゃないの!馬鹿馬鹿馬鹿」

ヒルトミ「………」イラッ

    「返してやろうって思ったけどやっぱやめた」

    「この世界で好きにしろ」

テクテクテクテク

女神「…え?」

  「ちょっと待ちなさいよ!」タッタッタッ

ヒルトミ「なんだよついてくんな」

女神「好きにしろって言ったんだからついて行くわよ!」

ヒルトミ「チッ…めんどくせぇ奴を連れてきてしまったな…」

    「まぁいい、お前足引っ張んなよ」

女神「…アクア」

ヒルトミ「あ?」

女神「お前じゃないんだから……」

ヒルトミ「そうかよ……」


〜〜〜〜〜

メアリー「どうやら、ヒールーは死んだようだね」

    「さて、僕も行こうかな」

    「せっかくだからみんなも連れていこう」

    「多分あのヒールーは僕たちを連れてくることはしなさそうだからね」

シューン

〜〜〜〜〜

ヒルトミ「で?魔王軍はどこにいるんだ?」

アクア「そんなの私が知るわけないでしょ?」

   「ここへ来たのも初めてなんだから」

ヒルトミ「ふん……」

    「暫くはこの世界で暮らすことになるだろうな」

    「金を稼いで飯と寝床を探さないとな」

    「最悪、家は作ればいいか」

アクア「家を作るってお金と時間がいくらかかると思ってるのよ」

   「馬鹿でしょ本当に馬鹿でしょ!」

ヒルトミ「うぜぇ…」テクテク

     「冒険者ギルドか」

     「こういう異世界と言えば定番だよな」

アクア「ギルド?」

ヒルトミ「ギルドなら身分証とか発行できて、バイトとかできるようになるだろう」

    「任務とか遂行すれば金も手に入るわけだ」

    「そうすれば、飯や寝床に困る必要はない」

アクア「……ロリコンの癖になんだか頼もしいわね」

   「それに性格変わった?」

ヒルトミ(こいつの中ではもうロリコン認定しているんだな)

    「くだらんこと言ってないで行くぞ」


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